【注 この日記は2006年1月に某SNSで書かれたものです】
夫の家の男は代々インテル・ファンで、夫も例にもれず猛烈なインテリスタです。
(注 日本では「ACミラン」「インター・ミラン」と呼び分けるようですが、イタリアでは「ミラン」といえばACミランのことで、インター・ミランは「インテル」といいます。)
もともとプリエーゼ一家なので、ミラノの地元色が薄いインテルの方を応援するようになったのかもしれません。実際、もともとミラネーゼではない人がインテル・ファンには多い。
インテルのホーム試合のときは夫の席がもうあります。シーズンが始まる前にもう一年分買ってあるんです。
当然、家のテレビでも観れるようにしました。セリエAの大部分は一般放送では観れなくて、SKYという衛星放送か、MEDIASETプレミアムというデジタル放送チューナー(どちらも有料)を入れないといけません。
うちはMEDIASETチューナーが入っていて、これを入れるときの夫の行動力には目を見張るものがありました。機械音痴で、例えばパソコン周りはセットアップ、新ソフトのダウンロード等等、全部私がやってる(私もどちらかというと機械音痴なんだけど・・・)。自分のメールアドレスさえ覚えられず、いつも私に聞く。DVDの起動の仕方も分からない。
そういう夫が、このチューナーだけは、購入、セットアップからメンテナンスまで、私ノータッチで全部ささっとやってしまったのです。人間というものは、やる気があれば何でも出来るということが、非常によく分かります。
また、サッカーの試合があるとき夫が欠かさずやるのが
TOTOカルチョ。
イタリアではバーのカウンターでくじを売っていて(売ってないとこもありますが)、試合の前に、全試合の結果を予想するわけです。
昨日も、「今週は仕事が超忙しい」と言ってたのにTOTOカルチョを買うのは忘れてませんでした。それくらいの情熱を式の準備にも注いで欲しい。
昨日はトレビゾ戦。前半20分にクルスのヘディングが決まってインテル1点リード。そのまま前半を折り返しました。インターバルの間に他チームの経過が出るや、いそいそとTOTOカルチョを取り出し、自分の予想と照合を始めました。
「チェロ、チェロ、チェロ・・・」
イタリア語では試合の予想が当たっているとき何故か「チェロ」="Ce l'ho"(直訳するとそれを私は持っているという意味)といいます。
「・・・チェロ。・・チェロ!チェロ!!!(興奮状態)」
どうもほとんど全部当たってるらしいです。あと一試合だけ、当たっていない様子。カリアリ・シエナ戦です。一瞬席を外したかと思うと、なんと携帯ラジオを持ってきて、耳に当てながら試合を後半戦を観始めました。もう競馬に入れ込む親父状態です。
終了直前、カリアリが一点決めると、
「チェロ!!!!チェロ トゥッティーーーー!!!」(直訳 ある!!!!全部あるよーーーーーー!!!」
もう手のつけられない興奮状態。ミラノダービーでインテルが買ったとき以来の興奮でした。
それもそのはず実はこのTOTOカルチョ、結構難しい。1ユーロちょっとから賭けられますので私も何回かやってみましたが、引き分けまで予想するのは至難のワザです。昨日だって、ユベントスがキエヴォと引き分けたり、フィオレンティーナがサンプドリアに負けるなんて大どんでん返しとはいかないまでも大方の予想とは違ってました。でもって、実力どおりの結果は皆予想しますから、セリエAの全9試合全部当たってもそんなに儲かりません。
夫はいつも穴馬を予想して儲けるタイプなので、当たったのはもう何年ぶりという、感動の嵐だったのでした。
それでも儲かるのは50ユーロくらいのようです。。。
まあでも、レストランで食事ができますね★